九州大学大学院生の発表会が行われました

8月25日(月)に八女市指定文化財 旧木下家住宅「堺屋」にて、九州大学大学院芸術工学府の大学院生の方々が、「環境・遺産デザインプロジェクト3」というプロジェクトの中で、グループ毎に発表をされました。

 

テーマは「300年変わらないため今出できること」。

3つのグループに分かれての発表でした。

・グループ1:放置竹林の管理、竹を使った八女の魅力創出の提案

・グループ2:竹プラスチック食器・・・コンジョイント分析による消費者調査、アンケート調査

・グループ3:八女福島における催し事業等による伝統文化再興の提案

 

発表の様子

発表資料

 

発表後に、地元の住民との質疑応答の時間もありました。

これを機会に、今後もぜひ八女福島を訪れていただきたいものです。

燈籠人形の舞台が組み立てられています

福島八幡宮にて、燈籠人形の舞台が組み上げられていました。

高さ8m、幅14m、奥行き6m余りの2階建、3層構造になっています。
この舞台は「屋台」といわれていて、毎年この時期に組み立てられ、燈籠人形終了後に取り壊されます。

放生会の奉納行事として秋分の日を含む3日間に公演されます。
囃子にあわせてからくり人形芝居が上演される様子は見事です。
ぜひ、公演期間中にお越しください。

 

舞台 組み立て中(23日(土)の様子)

舞台 組み立て中(27日(水)の様子)

舞台 組み立て中(27日(水)の様子)

 

****「八女福島の燈籠人形」公演のお知らせ****

国指定重要無形民俗文化財 福島八幡宮「放生会」
八女福島の燈籠人形 からくり人形公演

■芸 題:吉野山狐忠信初音之鼓

■と き:9月21日(日)~9月23日(火・祝)
第1回/13時30分 第2回/15時00分 第3回/16時30分
第4回/19時00分 第5回/20時30分

■主 催:八女福島の燈籠人形保存会

燈籠人形公演(動画リンク)

【天神さん子どもまつり(2014.08.23)】

今年も、福島八幡宮の境内に、子ども達の健康と学業成就を願うあたたかな提灯の明りが灯ります。

福島の町が旧八女郡(現在の八女市、筑後市)の中心として賑わっていたころ、福島八幡宮では毎年、子ども達が中心となって運営した「天神講」という子どものためのお祭りが行われていました。明治初期から昭和40年頃まで行われていたようです。「講」という位ですから、少しずつお金を積み立てて、たまったお金で子どもの名前を書いた提灯を天満宮に奉納されます。

天神講の帳面が今も横町の旧家に残っていて、和紙を綴じた帳面に筆で子どもの名前と金額が書きとめられています。

その天神講を八女ふるさと塾のメンバーが中心になって、平成8年に「天神さん 子どもまつり」として復活し、それ以降毎年開催されています。

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暗闇にほっこりと提灯の明りが灯る様子は、いつ見ても心が和みます。

子ども向けに手花火もご用意してあります。お気軽に、足をお運びください。

 

日時:2014年8月23日(土)17時〜21時(雨天の場合、順延)

場所:福島八幡宮

 

*当日の運営ボランティアを募集しています。ご興味のある方、詳しくは 0943-22-5804(中島)までお問い合わせください。

旧八女郡役所にシート掛けが行われました

風雨による老朽化を遅らせるため、旧八女郡役所にシートかけが行われました。建築面積が広いので、屋根にかけるシートの面積も広くなります。危険な状況のなか作業をされた中島組の皆さま、お疲れさまでした。ご近所の方も旧八女郡役所の今後を気にされているようで、自転車で見にきて状況を聞いてありました。

これから数年計画で旧八女郡役所の再生計画を実施していくことになります。建物の痛み具合を考えると時間的猶予はありません。建築基準法その他の法律、改修資金や資金回収について検討しながら、活用計画を練っているところです。

八女福島の町並みが国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けて、今年で10周年。

1993年に町並み保存活動が始まり、2002年5月に国の選定を受けて今年で10周年を迎え、西日本新聞の筑後版に連載記事が掲載されましたので、お知らせします。