旧八女郡役所研究会「空き家再生スイッチ」のご案内

空き家は放っておけば朽ちていく。その一方、空き家にまちの光を観るような地域活動が行われています。今回は建築・空き家再生のプロフェッショナルをお呼びしてその可能性を伺い、巨大空き家建築・旧八女郡役所の活用を考える研究会です。郡役所の歴史を知り、各地での空き家再生事例を知り、郡役所の活用へ向けて足を踏みだしていきましょう。

 

案内チラシ.pdf

小規模デイサービス・宅老所「はるさん家」

昨年から「八女町家ねっと」を見て、相談があっていました、茨城県に在住されていた「梅木隆」さん一家が今年1月に八女市南国武に移住されて、八女福島の町並みの中で、新町の町家を借られ、小規模デイサービス(宅老所)「はるさん家」の準備をされてきました。

 

梅木さんは、家族と共に茨城から福岡に転居しようと決められた時、インターネットで福岡のどのまちが良いか調べられ、八女が良いと思われたそうです。その時の梅木さんのコメントを紹介します。

 

「ネットで、八女の人たちの様々な活動を見た。八女には、人と人とのつながりが生み出す力があると思った。」

 

小規模デイサービス・宅老所「はるさん家」は4月3日より開設されました。

宅老所「はるさん家」開設チラシ表

宅老所「はるさん家」開設チラシ裏

 

またトークイベントのチラシも添付します。

宅老所「はるさん家」トークイベントチラシ表

宅老所「はるさん家」トークイベントチラシ裏

ぼんぼりまつりでの町家公開

八女町家再生応援団は、町家暮らしの魅力を知ってもらうため、
町並みでイベントがあるときは応援団の会員が借りて住んでいる町家を公開しています。


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今回の「雛の里・八女ぼんぼりまつり」では最終日の一日だけの公開でしたが、
八女市役所の職員サークル「茶々部」の皆さんに八女茶喫茶をしてもらいました。



ちょうど「和服でめぐる八女のまち」というイベントの日だったので、
着物を着たお客様が多く、お座敷で箱雛を眺めながら玉露をゆっくり味っていただきました。


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ゆっくりできるお客様には、丸林本家の修理前後の写真を見てもらいながら、
町家の改修や保存について紹介しました。


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八女市横町町家交流館12月の企画展

ボタニカルアート友原桂子作品展と八女の花名所写真展

 

ボタニカルアート(植物学的絵画)は、欧州で十五世紀頃から発達し愛好されてきた絵画です。当初は薬草採取のため描かれました。多様なスタイルがありますが、科学的正確さを最重要視し、かつ、細密、芸術的に表現。白地の紙に背景を描かず、実寸通りに描くのが一般的です。優雅で繊細な草花の肖像画の数々をご覧ください。

 

植物絵画展に合わせて、特大のパノラマ写真などで八女地方の花名所を紹介。梅、桜、藤、彼岸花、ダリア、秋桜など、自然の恵みを受けて四季折々に咲き誇る草木の幽玄美を楽しんでください。

 

期間:11月29日(火)~12月25日(日)
会場:八女市横町町家交流館
(八女市本町94番地)
問い合わせ:同館
(℡23‐4311)

 

八女市横町町家交流館10月の企画展

「藍の香り展」として來民文庫コレクションの中から厳選した藍染を展示しています。

1110藍の香り展1 2

吉岡威夫さん(熊本県山鹿市)が開設した來民文庫には江戸時代から昭和初期にかけての藍染の古布や仕事着1万点が収集されています。

1110藍の香り展1 1

藍染のデザイン図録を作成した277枚の中から風呂敷・暖簾・油単(婚礼用具の箪笥・長持の塵除け、日除けのための被い布)の「筒描」を中心に「久留米絣」、「絵絣」、「型染」、「縞・格子」などを展示。豊かな手織りの古布や仕事着を通して、美しい藍染の世界をご覧ください。

 

期間  平成23年10月30日(日)まで 10:00~17:00
場所  八女市横町町家交流館 TEL: 0943-23-4311