今年も、福島八幡宮の境内に、子ども達の健康と学業成就を願うあたたかな提灯の明りが灯ります。
福島の町が旧八女郡(現在の八女市、筑後市)の中心として賑わっていたころ、福島八幡宮では毎年、子ども達が中心となって運営した「天神講」という子どものためのお祭りが行われていました。明治初期から昭和40年頃まで行われていたようです。「講」という位ですから、少しずつお金を積み立てて、たまったお金で子どもの名前を書いた提灯を天満宮に奉納されます。
天神講の帳面が今も横町の旧家に残っていて、和紙を綴じた帳面に筆で子どもの名前と金額が書きとめられています。
その天神講を八女ふるさと塾のメンバーが中心になって、平成8年に「天神さん 子どもまつり」として復活し、それ以降毎年開催されています。
暗闇にほっこりと提灯の明りが灯る様子は、いつ見ても心が和みます。
子ども向けに手花火もご用意してあります。お気軽に、足をお運びください。
日時:2014年8月23日(土)17時〜21時(雨天の場合、順延)
場所:福島八幡宮
*当日の運営ボランティアを募集しています。ご興味のある方、詳しくは 0943-22-5804(中島)までお問い合わせください。