12月も半ばを過ぎ、八女福島地区でも昨日は雪が少しだけ積もりました。
今日は、快晴でしたので町並みが一段と映えます。
少しだけ「今日の町並み」をご紹介します。
福岡県八女市福島地区を中心に町並みの保存継承の事業・活動を行っています。
「これからの八女福島を語る」
~ 魅力ある町、住み良い町、町家暮らしetc ~
私たち八女ふるさと塾は平成26年10月29日で20周年を迎えました。
平成3年の台風17号、19号を契機に始まった町並み保存への取り組みとほぼ同じ年数です。
協定運営委員会(現 町並み保存会)を中心に住民と行政とが協力し、平成7年に国土交通省の町並み環境整備事業が始まり、平成14年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、その後多くの町家や蔵などの修理・修景が進みました。
特に5、6年前位からは、修理された空き家に新しい方々が移住され、または店を始められるようになり、町の雰囲気が少しずつ変わってきています。
老朽化した空き家が増加し住民の高齢化が進むなか、八女福島の今後を担う若い人達が少しずつでも増えてきているのは、ひとつの成果だと思います。
今回のパネルディスカッションでは、新しい住人と代々住み継いできている方々、それぞれの立場で八女福島へのおもいを語って頂き、それを参加者全員で共有しつつ新しい八女福島像を描くような会に出来ればと考えています。
日時:平成27年1月11日(日)15:00〜17:30
場所:福島八幡宮 儀式殿(拝殿手前右側の建物)
参加費:無料
定員:70名(事前申込要)
パネルディスカッション「これからの八女福島を語る」
~ 魅力ある町、住み良い町、町家暮らしetc ~
パネリスト:高橋 宏 (八女ふるさと塾 顧問)
梅木 隆 (宅老所 はるさん家)
白水 高広(うなぎの寝床 代表)
中島 望 (中島孝行アトリエ)
進 行:中島 宏典(八女町家ねっと事務局、八女市地域おこし協力隊)
申込先:八女ふるさと塾事務局・牛嶋(tel/fax . 0943-24-9222
/ e-mail .KenjiKayoko(a)alpha.ocn.ne.jp)
*(a)を@に置き換えてください。
【主催:八女ふるさと塾】町並みの保存・再生及び町の活性化をするために発会。主な活動内容は、町並みに興味を持っていただくための賑わいづくりと新たな魅力発見のための調査。
【後援:八女福島町並み保存会】
全国には「まちづくり支援型の組織」が多数存在しますが、その実態はあまり知られていないのではないでしょうか。また、その支援とは一体どういうものでしょうか。
今回は、大学生時代より現場レベルで「まちづくり支援」を実践されてこられた杉崎さんに、従来のまちづくり支援のあり方・課題を踏まえて、これからのまちづくり支援について、研究・実践の一端をご紹介いただきたいと思います。
日時:12月12日(金)18:30〜20:00(18:15開場)
場所:おりなす八女 第5研修室
(http://www.orinasu-yamecity.jp/access.html)
参加費;500円(定員:先着25名)
テーマ:「まちづくり支援を再考する」
楽しくまじめな場となると思われますので、ご関心のある方も、なんだか面白そうだと思われる方も、ぜひご参加ください。(申込不要)
*終了後に、場所を移して杉崎さんを囲む懇親会を行います。そちらでは、全国津々浦々されている杉崎さんならではの裏話が聞けるかも、です。
■講師略歴:
杉崎和久
・まちづくりコーディネーター、ファシリテーター。
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程単位取得退学
・大学生時代より、行政計画策定や商店街活性化などのさまざまなまちづくりワークショップ等に参加、東京都練馬区では、1999年よりNPO法人練馬まちづくりの会の活動に参画、その後、(財)練馬区都市整備公社にて、練馬まちづくりセンターの開設準備から5年間勤務する。また、1999年よりメールマガジン「週刊まちづくり」を発行、そのネットワークを通じて集まった同世代のまちづくり人とともに2002年にNPO法人まちしゅうを設立する(2009年解散)。2012〜2014年 京都市景観・まちづくりセンター。2014年4月より、法政大学教授。
・主な著作は「市民参加と合意形成」(分担執筆)学芸出版社、「住民主体の都市計画」(分担執筆)学芸出版社、「まちづくり百科事典」(分担執筆)丸善など。
・HP:http://bochi-sugi.net/