歴史的建築物の学習会を行います

*台風19号の影響により、13日は中止させていただきます。ご了承いただきますようお願い申し上げます。

10月4日(土)、10月13日(月・祝)に、歴史的建築物についての学習会を行います。

どなたでも参加できますので、お申し込みの上、お気軽にお越し下さい。


 

【第1回】「そもそも歴史的建築物とは何? いま、どういうことが全国で起きているのか?」
 ○歴史的建築物と文化財、そして現代の家との違いを知ろう
 ○建築物に関する最低基準を定めた「建築基準法」の歴史を学ぼう
 ○いま、歴史的建築物において、課題となっていることを学ぼう

講師:赤松 悟 氏(都市環境研究所 九州事務所 所長)
日時:2014年10月4日(土)18時30分~20時30分 場所:おりなす八女 研修棟第3研修室

 

 

【第2回】「全国の事例紹介を踏まえて、自分のいえ・まちのことについて考えてみよう」
 ○全国の事例紹介から、自分のいえ・まちと比べよう
 ○歴史的建築物の制度を学び、活用への一歩を探ろう
 ○新たな運用方法を学び、困難な課題をクリアする足がかりとしよう
 ○最低限守らなければいけない命に関することを、しっかりと学ぼう

講師:後藤 治 氏(工学院大学教授・歴史的建築物活用ネットワーク共同代表)
日時:2014年10月13日(月・祝)17時~19時 場所:西古松町公民館(八女市稲富111)

 

【趣旨】

 全国には、建築基準法制定以前(1950年以前)に建築された歴史的建築物(伝統的な木造建築物や、鉄筋コンクリート造やれんが造の近代建築物等)が約150万件存在しているといわれ、九州各地でもそれらが景観を形成し、文化を伝えています。
 しかし、こうした建築物は、増築や用途の変更を行おうとする場合、建築基準法に適合することが求められ、景観的、文化的に価値のある意匠や形態等を保存しながら使い続けることが困難となることがあります。
 そこで京都市や神戸市等では、建築基準法の適用を除外する条例制定がされ、国においては国家戦略特区の方針に基づき、国土交通省より本年4月に、新しい運用の仕組み(国土交通省住宅局建築指導課長「建築基準法第3条第1項第3号の規定の運用等について(技術的助言)」が示されました。
 以上を背景に、今回の連続した学習会では、建築基準法を振り返るとともに歴史的建築物との関係を整理した上で、歴史的建築物の改修・活用に関する全国的な事例紹介、実際に条例を運用するために必要なこと等を議論し、九州各地で歴史的建築物の改修・活用に携わっておられる方々と連携をして制度活用に向けて取組みが進めていくことを考えています。
 建築関係者・自治体関係者はもとより、関心のある方のご参加をお待ちしております。

 

【参加申込について】

参加費:無料
定 員:各回50名
申 込:電話 0943-23-2577(八女市都市計画課美しい景観係/町並み保存会事務局)
    メール:info@yame-machiya.net
        (参加する日時(10/4、13)・氏名・所属・連絡先(電話番号)・参加人数をお伝えください)
締切日:第1回:10月2日(木) 第2回:10月10日(金)(定員に達した時点で締め切らせていただきます)

 

歴史的建築物学習会in八女(PDFファイル)

八女福島町家散策ツアー 燈籠人形の屋台裏まで!

〜歴史的町並みと八女福島の燈籠人形(重要無形民俗文化財)みて・ふれて〜

「八女福島町家散策ツアー」が開催されます!

 

普段中々見れない町家や八女福島の燈籠人形の屋台バックヤードを散策します。

町家の生活様式や八女福島の歴史文化にふれる良い機会になります。

この機会に、ぜひ参加ください。

 

◆日時:2014年9月21(日)・23日(祝・火)

    1回目 12:45~  2回目 15:45~(所要時間約90分)

◆集合場所:高橋 宏家(町屋まつり本部) ※福島八幡宮入り口北側

◆参加費:大人500円 (小学生以下無料) 

◆定員:各回10名程度

 

予約される方はTEL 090-8917-8208(中島)まで

主催 八女ふるさと塾

協力 八女福島の燈籠人形保存会

町家散策の様子

八女福島の燈籠人形

【あかりとちゃっぽんぽん ご案内】

今年のあかりとちゃっぽんぽんは、9月20日(土)〜23日(火・祝)です。

260年以上の歴史を持つ国指定重要無形民俗文化財の「八女福島の燈籠人形」の公演は必見です。
今年の芸題は、吉野山狐忠信初音之鼓(よしのやまきつねただのぶはつねのつづみ)

  • ・会場=福島八幡宮境内
    ・公演時間
    ▽9月20日(土)20時~※口開け公演
    ▽9月21日(日)・22日(月)・23日(祝)
    (1)13時30分~(2)15時~(3)16時30分~(4)19時~(5)20時30分~
    ※1日5回公演、1回の公演時間は約30分
    ・主催=八女福島の燈籠人形保存会
    ・問い合わせ=文化課文化振興係(電話:0943-23-1982)

ものがたりのあらすじ

浄瑠璃「義経千本桜」からとった佐藤四郎兵衛忠信と静御前の物語。静御前とともに、忠信が源義経を慕って大和国吉野山へ行く途中の道行きと風景を舞台に展開する。

提灯まつり、地場産まつり、あかり絵パレード、町屋まつりなど各種イベントも行われます。
ぜひ八女福島へお越し下さい。

【旧 八女郡役所 ミテ・シル市のご案内】

現在の八女発展の礎を築く舞台となった「旧 八女郡役所」ですが、今では空き家となって老朽化が進み、時間が進むに連れて、朽ち果てていくことを眺めることだけしかできません。

私たちNPO八女文化振興機構では、八女の歴史を見つめてきたこの建物を再生・活用すべく、1人でも多くの方に興味を持っていただき、関心の輪が広がっていくことを願い、下記の2日間、ミテ(見て)・シル(知る)市と題し、建物の内外でマーケットと展示会を行います。

建物外では、飲食や古道具、雑貨等の店舗(福岡市をはじめとしたオシャレな店舗)が並びます。
建物内部では、美術家である牛島智子さんによる蝋燭や櫨蝋、蝋台、杉の葉線香、平面作品の展示が行われます。なんといっても、時を刻んだ空間と作品がつくりだすダイナミックなコラボレーションは目を引くはずです。

どうぞお気軽に足をお運びくださいませ。

とき:2014年9月20(土)・21(日)
   建物内部(11〜19時)、建物外部(11〜17時)
場所:八女市本町2-105(旧八女郡役所)

*イベント当日は大変込み合うことが予想されます。駐車場は、あかりとちゃっぽんぽんの会場駐車場(マップ Pマーク)をご利用ください。
*燈籠人形は、21(日)〜23(火・祝)公演。20日(土)20時から、口開け公演あり。